需要があるのかないのか知りませんが自分のためのメモでもあるので書いておきます。
ちなみに当方、6月の長崎公演両日に参加しました。
以下、第17回公演『TOWER』のネタバレがガッツリ含まれています。
ネタバレ回避中の方はご注意ください。
↓
※コントタイトルは勝手につけています。
1. 塔と箱の交錯(TEXTからパクリ…じゃない!影響を受けたんだ!)
そういえば無声コントって久しぶりじゃないのかしら。厳密に言えば「無声」ではないのだけど。冒頭5分間くらいは完全に無声でした。
ステージ上には左右にそれぞれ2つの箱。
その上に胸を張り立っている二人。
無音、不動。
まず仁さんがハッと意識を取り戻す。(という表現でいいのか?)
周り(下方?)を見渡し、吃驚。思わず箱の上にしゃがみこむ。
ここで客は、「ああ、これは塔の上に立っているんだ。」と感じる。…はず。私はそう感じた。
やたらと機械的な動きの賢太郎さん(笑)好青年機械化後?
二人の陣地取りが始まります。
賢太郎さんがあさっての方向を指差し、そっちを向いた隙に箱を一つ奪われてしまう仁さん。
仕返ししようと、同じようにあさっての方向を指差す仁さんですが、賢太郎さん無反応。
指先を見るようにアピールするも、賢太郎さんが凝視するのは方向ではなく、文字通り「指先」(笑)
埒が明かないので指ではなく、今度が顔(あご)であさっての方向を示すも、その顔をカメラでパシャリされてしまう。わーシノダさんー!
何やかんやで、やっと賢太郎さんから箱を一つ奪えて得意げな仁さんですが、なんと賢太郎さんは箱を降りてスタスタを仁さんのほうへ歩いてきた!
仁「えええええええ!!??」
私も心の中では「えええええ!!??」でした(笑)降りていいんだぁー…塔じゃないんだぁー…。
そんなこんなしてるときに、突然やたらと図太い「天の声」が。(たぶん賢太郎さんだろうけど)
『イチ』
その声を聞いて「?」が浮かぶ二人。
すると再度『イチ』という声が。
せかせかと作業を始める賢太郎さんと、それをとりあえず手伝う仁さん。
そして、4つの箱を使って数字の「1」の形を作り上げた。すると即座に天の声。
『ニ』
やっとルールがわかったらしい仁さん。
仁「!ああ〜ああ〜なるほど………えっ、2!?」
賢太郎さんは「次はお前がやれ」というジェスチャー。(ちなみにここまで賢太郎さんは一言も発してません)
悩む仁さん。確かに「2」は難しいwww
とりあえず、4つの箱で歪な「2」を作り上げた。「これでどう!?」と天にアピールするも…
『ニ』仁「えええ〜〜…?」
それはまだクリアではないという証。賢太郎さん仁さんを睨む。怖いwww
そして賢太郎さん挙手。バトンタッチ。
絶妙なバランスで、箱4つで「+」を作ります。
そしてその左右に二人が立つと…、おお!「1+1」!!!
これには観客みんな「ほぉ…」の大合唱(笑)
『サン』無事クリア。
仁「よしっ………3〜!?」
どんどん難易度が上がるwwww
何かひらめく仁さん。箱4つでそそくさと何か作り始めます。出来上がったものは
凵みたいな形。その真ん中に賢太郎さんを立たせます。
これは……
仁「サン!“山”の、サン!!」
『サン』
仁「えええ〜〜…」
睨む賢太郎さん。ジャケットの内ポケットから何かをゆっくりと取り出す。恐れおののく仁さん。
するとサッと櫛を取り出して、髪型を整えただけでした。(笑)宮澤さんー!ちなみに賢太郎さんはオールバック。
仁さんがまた何かにひらめきます。
仁「サン…三…?あっ!三越!?」
箱を二つずつ縦に並べ、その上に一人ずつそれぞれ乗り、伏せるような姿勢に。
仁「三越!!!」
これは…なるほど、三越のライオンwwwww
『サン』
仁「ええ〜…?」
賢太郎さん、挙手。バトンタッチ。
箱を使って上手い具合に三角形を作り出します。(説明が難しいので割愛www)
観客、ふたたび「ほぉ…」
『ヨン』
仁「ヨンということはぁ〜!?」
賢太郎さん、手で四角を作る。
仁「四角ですねっ♪」
また上手い具合に四角を作り出す二人。
『ワッ』
仁「よし!………え?なに?」
流れが変わってまいりましたwwwww
賢太郎さん挙手。出来る子!
出来上がった四角(ちなみに四角の形した空洞です)から手をニョキッと出し…
仁「わっ!」
この驚き方のまぁ可愛いこと(笑)
『カマンチョメンガー』
仁「よしっ!…………???」
これに関しては二人ともしかめっ面。というか意味がわからない。
『カマンチョメンガー』
賢「…パス!」
仁「ええええ!?」
『セバルコス』
賢「………パス!」
仁「…パスいいんだぁ…」
それは会場全体が同じこと思ったと思うよ(笑)
ていうか賢太郎さんの最初の発言が「パス」(笑)ちなみに長崎1回目は堂々と「パス!」と言ってて、二日目は申し訳なさそーに「…パス…」と言ってました。
『ラン ラン ラン ラン』
二人「「…………??」」
賢太郎さん、仁さんに「行け」とジェスチャー。
仁さん困りながらも考える。
箱を4つ横に並べる仁さん。そしてそれを左から順に叩いて「ポン ポン ポン ポン♪」
『ラン ラン ラン ラン』
もういっちょ仁さんの案。
横に並べた箱をそのまま利用。最初の箱はポンと叩き、それから隣の箱にドン、ドンと当てていく。音で言うと、「ポン ドン ドン ドン」
『ラン ラン ラン ラン』
仁「あああ〜〜…」
賢太郎さん挙手。
箱4つを使い、見事にオルガン(ピアノ?)とイスが完成。
賢太郎さんがそれに腰掛け、弾きはじめます。
すると美しい音色が。
仁さんも笑顔になり、そのピアノにひじをついて聴きます。
美しいメロディーが流れる中、徐々に暗転。そのメロディーがそのままコント合間のBGMとなりました。
ギャー!ひとつのコントでこんなに書いてしまった!先が思いやられる!
何か忘れてるお題があったかも…だとしたらごめんなさい♪
とにかく、無声あり、「ほぉ」あり、箱あり、実にラーメンズらしいコントでした。大好きになりました。
他のコントも早いうちに書きたい。記憶がもう薄れ始めているー!